火災保険をつかう時の注意点｜北九州雨漏りＳＴＯＰ専門店㈱トラストホーム

北九州市にお住まいの皆さまこんにちは。
雨漏りＳＴＯＰ専門店㈱トラストホームです。
今回は雨漏り修理に火災保険つかう時の注意点についてご紹介します。雨漏り修理をご検討中の方必見です！

火災保険の損害内容が補償範囲内だとしても、保険金がおりない場合があります。補償範囲内なのに保険金がおりないと困りますよね。では、どんな場合に火災保険の補償範囲内だとしても保険金がおりないのか詳しく解説していきます。

雨漏り突然

火災保険の補償範囲内でも保険金がおりないケース

青ざめた女性

◆被保険者の重大な過失により損害が発生した

火災保険では「故意もしくは重大な過失や法令違反で損害が発生した場合」保険金はおりません。
故意とは【わざと破損させたりすること】
重大な過失とは【故意ではなくとも「注意しないと大変なことになるのが予想できた」にもかかわらず、その注意を怠っている状況】をいいます。

重大な過失の例

・トイレのゴミを流し配管を詰まらせ水漏れを引き起こした
・布団の上で寝たばこをした
・ガスコンロに火をかけたまま離れた
などがあげられます。

◆経年劣化により損害が発生した

火災保険は台風や強雨風・異常気象による損害があった際に補償すると定められています。
ですが、屋根の破損や外壁の破損が経年劣化によるものである場合は保険金はおりません。例えば、古い屋根が台風などの風災で壊れた場合、保険会社の鑑定人が写真や事故報告書から判断し【補償しない】【一部補償】【全額補償】という判断を下すことになります。

火災保険がおりない場合どうする？

鑑定人による査定の結果、保険金がありないと判断された場合の対象法はあるのでしょうか？
そんな時に試してもらいたい2つのコツがあります。
・火災保険会社の担当者を変更してもらう
・鑑定会社を変更してもらう
鑑定の結果理由に納得いかない場合、鑑定人を変えてもらうことで鑑定結果が変わることがあります。鑑定人の中でも、現場を見ない・説明が下手・査定書を損保会社へ提出しないなど不信感を抱く場合も鑑定人の変更をおすすめしています。

雨漏り修理で火災保険を使う時の注意点

注意点

突然の雨漏りで修理費用が心配になる中、修理費用が保険で補償されると生活の負担を軽減できて安心ですよね。そのため、なるべく保険で修理をしたいと誰もが思います。しかし、雨漏りで火災保険を申請する際、いくつか守るべき手順があります。この手順を守らない場合、トラブルに巻き込まるケースもあるため注意が必要です。

雨漏り修理に火災保険を使う場合の注意点とは

◆被害を受けたあと、3年以内に申請すること

火災保険の有効期限は3年となっている保険会社がほとんどです。
そのため、自然災害にあってから3年以内に保険の申請を行いましょう。なるべく災害にあった場合は早めに申請することをおすすめします。3年もある！と余裕をもってしまうと、その間に災害が原因と特定することが難しくなり保険が使えないケースもあります。

◆保険は代理での申請はできない

保険の申請は「本人」でなければ申請できません。火災保険は代理申請ができない決まりですが、雨漏り修理業者の中には「保険の申請を代理します」などという業者もいます。このような業者は悪徳業者だと疑った方がいいでしょう。火災保険は保険制度を悪用する雨漏り修理業者が多い為。代理申請を認められていません。実際に、代理申請しますと契約を取り、保険が下りず全額を支払うトラブルが発生しています。代理申請をすすめてくる業者とは契約はしないようにしましょう。

◆保険が下りることが確認できた後に契約をしましょう

保険金が下りると思い込み、修理業者を契約をするとトラブルに発展する場合があります。
先に契約をし、雨漏りで火災保険を使おうとしても、自然災害による雨漏りと認めれない場合は全ての工事費用を支払う必要があります。慌てて契約を解約しようとすると解約金を請求されるケースもあります。そういったトラブルにならない為にも、保険が下りることが確定してから業者と契約することをおすすめします。

◆申請から保険金が支払われるまで時間がかかる

保険金は申請後すぐに支払われるわけではない為、修理を進めることができないケースがあります。雨漏りの状況がひどい場合は、保険金の支払いを待つ間に二次被害が起こる恐れがあります。また二次被害に関しては火災保険の適用外となるため、余分に修理費用が掛かってしまいます。保険金にこだわり過ぎて被害が拡大した場合、結局余計なコストがかかるため、なるべく先に工事をしておきましょう。