築年数が経ったモルタル外壁、ひび割れや雨漏りにお困りではありませんか?
築年数が経過したモルタル外壁に「ひび割れ」を見つけたとき、多くの方が次のような疑問をお持ちになるのではないでしょうか。
- 「このひび割れ、放置しても大丈夫なの?」
- 「雨漏りの原因にならない?」
- 「補修にはどんな方法があって、費用はどのくらい?」
これらの疑問は非常に重要です。実は、モルタル外壁のひび割れを放置してしまうと、雨漏りや外壁の剥落だけでなく、シロアリの侵入や建物内部の腐食など、建物全体に深刻な影響を及ぼす可能性があります。これらは建物の寿命を縮める要因にもなり得るため、早急な対応が必要です。
この記事では、モルタル外壁のひび割れが引き起こすリスクや適切な補修方法について、さらに「雨漏り」を防ぐ観点も含めて詳しく解説します。大切な住まいを守るために、ぜひ参考にしてください!(^^)!
モルタル外壁のひび割れ、放置するとどうなる?
モルタル外壁のひび割れは、見た目には小さくても放置していると以下のような深刻なトラブルにつながる可能性があります。
雨漏りの発生
ひび割れから雨水が浸入すると、室内への雨漏りの原因となることがあります。雨漏りが発生すると、天井や壁のシミ、カビの発生など、室内環境を悪化させるだけでなく、家全体の耐久性にも影響を与えます。
内部構造材の腐食
雨水がひび割れから建物内部に浸入すると、木材や鉄骨などの構造材を腐食させたり、錆びさせたりします。この腐食が進むと、建物の耐震性や耐久性が大幅に低下します。
シロアリの侵入リスク
モルタルのひび割れを放置することで、シロアリが内部に侵入するきっかけを作る可能性があります。特に湿気がこもる環境ではシロアリが繁殖しやすく、被害が拡大するおそれがあります。
外壁の剥落や強度低下
ひび割れが進行すると、外壁材が剥がれ落ちる危険性があります。これにより、外観が悪化するだけでなく、近隣や通行人への安全面でもリスクが生じます。
ひび割れの種類ごとの症状と適切な補修方法
ひび割れと一口に言っても、その原因や深刻度によって補修方法は異なります。ここでは、主なひび割れの種類と、それぞれの補修方法や費用相場について解説します。
ヘアクラック
- ・症状:幅0.3mm未満の細いひび割れ。表面的で浅いのが特徴。乾燥や温度変化による収縮が主な原因です。
- ・リスク:現時点では雨漏りの心配は少ないですが、放置すると徐々に広がり、他の問題を引き起こす可能性があります。
- ・補修方法:コーキング剤やシーリング剤を使って埋める。
- ・費用相場:1箇所あたり数千円~1万円程度。
構造クラック
- ・症状:幅0.3mm以上の大きなひび割れで、建物の構造部分に影響を及ぼす可能性があるもの。地震や地盤沈下が原因となることが多いです。
- ・リスク:雨漏りだけでなく、建物全体の耐久性を低下させる重大な問題に発展する恐れがあります。
- ・補修方法:ひび割れの幅や深さに応じて、コーキング剤、モルタル、あるいは特殊な補修材を使用して補修。
- ・費用相場:1箇所あたり数万円~数十万円程度。
爆裂
- ・症状:外壁が膨らんだり、剥がれ落ちたりする現象。モルタルの施工不良や経年劣化が原因。
- ・リスク:外壁が剥がれ落ちることで、雨漏りのリスクや建物の見た目の悪化につながります。
- ・補修方法:剥がれた部分を取り除き、新しいモルタルを塗り直す。
- ・費用相場:1箇所あたり数万円~数十万円程度。
雨漏り対策のための定期的な点検と補修の重要性
モルタル外壁のひび割れを防ぐには、定期的な点検とメンテナンスが欠かせません。雨漏りや構造材の腐食といった問題を未然に防ぐためにも、以下のポイントに注意してください。
定期的な外壁点検
築10年以上の建物では、少なくとも2~3年ごとに外壁の状態を点検することが推奨されます。特に台風や大雨が多い地域では、ひび割れや雨漏りが発生しやすいため、早めの点検が重要です。
早めの補修対応
小さなひび割れでも、早めに補修を行うことで被害の拡大を防げます。「ちょっとしたひび割れだから」と放置するのではなく、専門会社に相談することをおすすめします。
防水塗装の再施工
防水性能が低下すると、雨水が浸入しやすくなります。築年数に応じて、防水塗装の塗り替えを検討することも大切です。
モルタル外壁の補修費用はどれくらい?
モルタル外壁の補修費用は、ひび割れの種類や規模、補修方法によって大きく異なります。以下はおおよその目安です。
- ・ヘアクラック:数千円~1万円程度(1箇所あたり)。
- ・構造クラック:数万円~数十万円程度(規模による)。
- ・爆裂:数万円~数十万円程度(範囲による)。
また、外壁全体を補修・塗装する場合、1㎡あたり3,000~5,000円程度が相場です。具体的な費用は、業者による現地調査と見積もりによって確定します。
ひび割れや雨漏りは早めの対策が肝心
モルタル外壁のひび割れや雨漏りを放置すると、建物全体に深刻な影響を及ぼす可能性があります。ヘアクラックのような軽度のひび割れでも、適切な補修を行わなければ、雨水が浸入して雨漏りや内部腐食の原因となります。
定期的なメンテナンスを心がけ、異常を感じた場合には早めに専門会社へ相談しましょう。福岡で外壁補修や雨漏り対策をお考えの方は、ぜひ当社にご相談ください。地域密着型の施工サービスで、安心・安全な住まいをサポートいたします。
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